こんにちは。
土佐っちです。
FX自動売買をヤル理由は、裁量トレードではまず無理なトレードで利益を出すためですよね。
「24時間稼働」もその理由のひとつです。
とはいっても。
どのEAでも利益が出せるわけではありません。
EAを稼働させるにあたり絶対に欠かせない要素のバックテスト。
このバックテストって「あなた自身」が「あなたの口座」を使ってやるのが当たり前ですよ。
しかし、無料体験ができるEAってほとんどありません。
この原因は販売者の都合によるものです。
つまり、自身の商品に自信が無いので、粗悪なEAの「良い場面」だけを切り取っていきなり売りつけているのが実態です。
こんなEAは使う価値がないゴミなので、そもそも使わなくていいんですよ。
そこでこの記事では、
FX自動売買で失敗しがちなバックテスト結果の見方「2つ」
FX自動売買で雑念に襲われずに最高の結果を残すポイント「3つ」
を解説します。
本記事を読むだけで負け続けているトレーダーと、勝ち続けているトレーダーが「常に考えていること」を知ることができます。
カモられる情弱トレーダーから脱すること間違いなしです。
それでは参りましょう!!
おすすめ
- FX自動売買なのに感情に左右されたトレードをしたことがある方
- ルール通りに操作できなくなっていい加減なストラテジーを選んだことがある方
- 短期的な結果に固執してしまう方
- 感情のコントロールができない方
目次
FX自動売買で失敗しがちなバックテスト結果の見方「2つ」
FXの自動売買で「結果を残す」ために、まずは「失敗しない」点を重視します。
そこで FX自動売買で良い結果を残すポイント「3つ」をご紹介する前に、
前提知識として FX自動売買で失敗しがちなバックテスト結果の見方「2つ」をご紹介します。
(1) EAを選ぶ際には2016年以降の検証結果を重視する
FX自動売買で失敗しないための1つめのポイントが「バックテストの期間」です。
バックテストの期間は「AIトレードが始まった2016年以降」の検証結果をチェックしましょう。
その理由はこちらの記事にまとめているのでどうぞお読みになってください。
(2) 勝率だけでなく取引回数にも注意する
FX自動売買で失敗しないための2つめのポイントが「取引回数」です。
よく「過去何年分のバックテストなのか?」を気にしている方がいます。
この思考の原因って「 バックテストの 期間が長くなるほど優秀」と考えがているからなんですよね。
結論から言いますが、「バックテストの期間の長さ」はどうでもよかったりするんですワ。
だって、過去15年のバックテスト結果がよくたって、今日からの1年がどうなるかは誰にも解からないのですから。
大事なのは「バックテストの期間の長さ」ではなくて「バックテストの取引回数」です。
ここでチクと質問させてください。
1年で「5回」トレードをして「+10%」のEAと、
1年で「1,000回」トレードをして「+10%」のEAがあれば
どちらを選びますか?
あなたがカモられないトレーダーであれば迷わず「後者」を選びますよね。
だって、取引回数は多いほどEAの信憑性が高まるのですから。
取引回数が少ないEAで「36ヶ月連続で負け月なし」なんて言っている輩は全く信頼するには値しません。
FX自動売買で雑念に襲われずに最高の結果を残すポイント「3つ」
お待たせしました。
ここからは FX自動売買で良い結果を残すポイント「3つ」 を解説します。
- 相場にマッチしたEAを選択する
- 確固たるポートフォリオを構成する
- 感情によってFX自動売買の邪魔をしない
(1) 相場にマッチしたEAを選択する
FX自動売買は、FXの知識がない方でも手軽に始められます。
ただし、「始める」であって「稼げる」ではありません。
なぜなら、ある程度の知識がなければ「利益を積上げるEA」を選択できないからです。
特に、バックテスト、フォワードテスト、ポートフォリオ構築を理解して使いこなすことが大事です。
EAは主に「リピート型」「ストラテジー型」が存在します。
リピート型のEA
リピート型のEAはレンジ相場に的を絞って稼働させるがいいですね。
ストップロスとは、大きな損失を防ぐために少額の損失が出た段階で行う見切り決済のことを指し、EAでは機械的に行われるのです。
ストラテジー選択型のEA
ストラテジー選択型の場合、なるべく長いスパンの実績をチェックする必要があります。
直近の相場でいい成績をあげたEAが注目されがちです。
これはあたりまえで、販売者がいい部分だけを切り取って、見栄えのいいセールスを行っているからです。
見栄えのいい短期間の高実績がなくとも、相場の情勢に左右されず、安定的に利益をもたらしているEAを選択してください。
(2) 確固たるポートフォリオを構成する
そもそも「ポートフォリオ」とは何ぞやというところから参りましょう。
ポートフォリオを簡単に言えば、複数の金融商品に資産を分散することです。
この効果は絶大で、利益は単純に足し算できますよね。
しかし、リスクはそれぞれが補い合う組み合わせを行うことで軽減できるという考えです。
例えば、何か1つの投資に全資産を投入しているとしましょう。
その投資先が大きな損失を出したり破綻した場合、資産全体に大きな損害を与えてしまいます。
しかし、上手く分散しておけば、そうはなりません。
ある投資先が損失を出したとしても、他の投資先が利益を出したり、そうで無くても損失を出さず踏みとどまっていれば、資産全体としては大きな損害を免れます。
これがポートフォリオです。
つまり、似た様な動きをするEAを幾つも運用しているとリスクが高まるばかりです。
しかし、相関性の低い、違う動きをするEAを組み合わせて運用するとリスクが分散される。
という考え方です。
(3) 感情によってFX自動売買の邪魔をしない
EAにトレードを任せる自動売買の最大の強みは「感情とは無縁にトレードを重ねられる」ことです。
しかし、いかに感情とは無縁にトレードを重ねられるとは言え、相場は、自分の感情との闘いでしかありません。
EAの管理監督を行うあなたの感情があらゆる雑念に襲われた結果、
「ルールにないポジション操作を入れてしまう」
「恐くなって損切り」
「恐すぎて損切りができない」
「利伸ばしができずにチキン利食い」
「ビビッて自動売買の停止ボタン」
なんてことをしていたら、もはやシステムもロジックもクソもありません。
バックテスト・フォワードテストの結果を通して
「ヨシャ!! このEAを稼働させるぞ!!」
と判断したのであれあば、想定内のドローダウン(=計画のうち)で感情を乱すことはあり得ません。
結局のところFX自動売買のパフォーマンスとは運用者のニューマンスキルも含めたパフォーマンスです。
潔くカモられたくなければニューマンスキルも磨きましょう。
まとめ
ここまでお読みになったあなたはお気づきです。
負け続けているトレーダーが常に考えるのは「勝ったときの利益」のことだけ。
しかし、勝ち続けているトレーダーが常に考えるのは「最悪のシナリオにも揺るがないポートフォリオを構築」というワケです。
EAのパフォーマンスよりも、人のパフォーマンス。
その本質さえ見落とさなければ、利益が積みあがることを覚えておいてくださいね。