こんにちは。
土佐っちです。
FX自動売買はリアルタイムでマーケットを見なくてもトレードができるので魅力的ですよね。
とくに、チャートから離れている時にもトレードチャンスを逃すことがないので、機会損失をなくすことができるからこそサラリーマントレーダーにも大人気。
とはいっても、FX自動売買ツールに任せっぱなしにすると稼げなくなるんですよワ。
そりゃそうです。
相場は生き物ですから「トレンド相場」「レンジ相場」とどんどん変化しています。
つまり、FX自動売買ツールのストラテジーが通用したり、通用しなかったりするワケです。
だからこそ、利益を積み上げてくれる「質の良い」ストラテジーを選ばくてはいけません。
加えて、ここが最も大事なのですが、1つのストラテジーだけに頼ってはいけません。
複数のストラテジーを組み合わせて、相場に合わせて入れ替えながら運用することが大事です。
これをポートフォリオを組むといいます。
本記事では、FX自動売買ツール (EA) を「選ぶ際の3つの注意点」と「運用する際の4つの注意点」をご紹介します。
知らなきゃ大損する内容ですから、どうぞ最後までジックリとご覧になってください。
FX自動売買ツールに任せっぱなしで損失を出している方
質の良いFX自動売買ツール(EA)を利用できていない方
FX裁量トレードででうまくいっている方
それでは参りましょう。
目次
FX自動売買ツール(EA)を選ぶ際の「3つ」の注意点
まずはじめに、 FX自動売買ツール(EA)を作るには2つの知識が必要です。
- プログラミングの知識
- ストラテジーの知識
この知識がない人が FX自動売買ツール(EA) を作るおはめちゃくちゃ困難です。
ですから大抵は「有料で販売されているEA」や、もしくは「無料配布されているEA」を選ぶことになります。
対象 | 上級者 | 初心者・中級者 |
---|---|---|
始め方 | 自分のストラテジーを自分でプログラミングする。 | あらかじめ用意されたストラテジーの中から選択する。 |
料金 | 無料 | 無料でたくさんのストラテジーの中から選択して取引できる。 有料のものは1本あたり数万円~数十万円するものもある。 |
バックテストのデータを信用しすぎない
まず最初に。
FX自動売買ツール(EA) を選ぶ際には「バックテストの結果」をチェックします。
バックテストとは過去のテストデータを利用したシュミレーションテストです。結果をグラフと数値で示してくれるので評価もし易いです。
しかし、FX自動売買ツール(EA) の販売者が「このEAは儲かるよ」って言っても信用しちゃあダメです。
最低限、バックテストの結果を確認してから判断してください。
ただし、そのバックデータは過度に信じてはいけませんよ。
なぜなら「カーブフィッティング」と言って、過去結果をよく見せるこなんて簡単にできるんですから。
ですから、必ずあなた自身がバックテストを行って判断をする。
これを心がけてくださいね。
バックテストの期間は2016年以降を中心に行う
バックテストの最大の目的は「複数年間に渡って運用に耐えられるFX自動売買ツールかをチェックする」ことです。
冒頭でお話ししたように相場は生き物ですから「トレンド相場」「レンジ相場」とどんどん変化します。
しかし、それだけではありません。
- 指標発表のような突発的な値動き
- フラッシュ・クラッシュによる急落
こういった相場にも耐えなければいけないからこそ、バックテスト結果をチェックするのです。
巷では FX自動売買ツール(EA) を選ぶ際の「バックテストの期間」は10年、20年といった長期間のバックテストが推奨されています。
しかし、そんな長期間やっても意味がありません。
だって、AI搭載のアルゴリズムトレードの参入をはじめ、かつては起こり得なかった現象が起こるのが現在です。
ですからAIが参入し始めた2016年以降を中心にバックテストを行うようにしましょう。
フォワードテストがあればなおヨシ!!
FX自動売買ツール(EA)を選ぶ際の注意点3つ目は「フォワードテスト」です。
フォワードテストには「リアル口座でのテスト」「デモ口座でのテスト」の2パターンがあるのですが、結果にズレが生じるのが当たり前だと思ってください。
なぜなら、「約定力」「スリップページ」が異なるからです。
もちろん、「利用するFX業者」「接続速度」によっても結果にズレが生じます。
とはいっても、全てが大きく異なるわけではありませんが、少額で実際に運用してみることをオススメします。
バックテスト | フォワードテスト(デモ) | フォワードテスト(リアル) | |
---|---|---|---|
過去・未来 | 過去 | 現在 | 現在 |
配信レート | ヒストリカルデータ | デモ用のレート | リアル用のレート |
スプレッド | 固定 | デモ用のスプレッド | リアル用のスプレッド |
約定力 | 無視 | 無視 | 影響あり |
スリッページ | 発生しない | 発生しない | 発生する |
品質(データ数) | 過去になるほどデータ整合性なし | デモ用のデータ数 | リアル用のデータ数 |
スワップ | 固定 | リアル用のスワップ | リアル用のスワップ |
FX自動売買ツール(EA)を運用する際の「4つの」注意点
さあ。
ここからは実際にFX自動売買ツール(EA) を選んだ後の話に参ります。
MT4で運用する 運用する際の「4つ」の注意点をご紹介しますね。
電気代がかかる
MT4を使ったFX自動売買トレードを行うにはパソコンを起動しっぱなしにしておく必要があります。
当たり前ですが、平日の月曜日~金曜日は24時間稼働させるので、それだけ電気代がかかります。
MT4はパソコンに大きな負荷をかけるワケではないので、ノートパソコンでも十分運用可能ですよ。
ネットワーク環境を整える
パソコンが起動しているといっても、肝心のネットワークが寸断されるとトレードできません。
パソコンは「Wi-Fi接続」することが多いのですが、どうしても寸断や遅延などのリスクが生じがち。
ですから、なるべく「LAN接続」をして寸断のリスクを減らしましょう。
MT4を中途半端に稼働させない
いますよね。
「電気代がもったいない」と言って、自分がパソコンを使っている時だけMT4を稼働させて、FX自動売買トレードをする方が・・・
FX自動売買トレードは常に起動させてこそて、バックテスト、フォワードテストの意味がありますから、24時間常に起動させて運用しましょう。
VPS運用するならレスポンスの良いサーバーを選ぶ
パソコンを起動しっぱなしにせずとも、サーバー上でFX自動売買トレードを運用する方法として「VPS」の利用があります。
VPS専門業者が提供しているサーバーを利用するので費用はかかります。
VPSでFX自動売買トレードを運用する上で大事なのは「サーバーの性能」です。
特に、約定力はサーバーの性能やレスポンスに依存するために、利用料が少し高くても安定感があってレスポンスが良いサーバーを選びましょう。
VPSサーバーを選ぶポイントはこの3点を重視してくださいね。
- 容量(SSDがベスト)
- CPU
- メモリ
FX自動売買ツール(EA)運用時の「7つ」の注意点のまとめ
いかがでしたでしょうか。
FX自動売買トレードは、ストラテジーの異なる質の良いFX自動売買ツール(EA)を組み合わせて、相場に合わせて入れ替えることで、より安定した運用ができます。
そうやって長期わたって安定的に利益を出すトレードがFX自動売買トレードです。
FX自動売買ツール(EA)運用時の「7つ」の注意点を知ることで、より強固に、より安定して運用するためのポイントがおわかりいただけと思います。
さあ!!
FX裁量トレードでうまくいっていない方は、どうぞFX自動売買トレードいチャレンジなすってください。
加えて、 FX裁量トレードでうまくいっている方も、裁量トレードのヘッジ手段として活用なすってください。