こんにちは。
土佐っちです。
FXで利益をあげる方法のひとつに両建て手法「スワップアービトラージ」があります。
簡単に言うと、買いと売りのポジションの両建てをおこない、価格差から利益を狙う手法です。
損失を抑えているにもかかわらず、初心者でも取引しやすい手法で稼ぎたいですか?
本記事では、FXの両建て手法「スワップアービトラージ」について解説します。
チャートに張り付かず、損失を小さく抑え、手堅く稼ぎたい方は必見です。
目次
両建てとは?
FXにおいて「両建て」とは、同じ通貨ペアの「買いポジション」と「売りポジション」を同時に保有する方法です。
つまり、「同数」のポジションを両建てをすることで、価格が上昇しても下落しても損益が発生しないデルタニュートラルな状態を作ることができます。
この状態でどうやって利益を出すのかが気になりますよね。
さっそく次の項目で解説していきますね。
FXの両建て手法「スワップアービトラージ」とは
それではFXの両建て手法「スワップアービトラージ」の解説に参ります。
「スワップアービトラージ」 は別々のFX業者のスワップポイント差を利用したサヤ取り(アービトラージ)です。
両建てをするので格段にリスクが低いくせに利益が狙えるのが特徴です。
やることは次の3つです。
- 同じ通貨ペアに対して
- 別々のFX会社で
- 同じ数量の「買い」と「売り」のポジションを立てる(両建て)
例えます。
FX業者Aではドル円の「買いポジション」を持つことでスワップ金利が1万通貨で1日「80円」受け取れます。
FX業者Bではドル円の「売りポジション」を持つことでスワップ金利を1万通貨で1日「60円」支払います。
すると、差し引き1日「20円」の利益になります。
勘の鋭いあなたであればお気づきだと思います。
FX業者によってスワップ金利は違いますから、サヤ取りができる2つのFX業者を見つけることが大事です。
スワップポイント差を利用したサヤ取り(アービトラージ)はFX業者選びが大事です。
スワップポイントは一定ではなく毎日変動するので、1日1回はチェックをする必要がありますよ。
両建て手法「スワップアービトラージ」をやるメリット
価格変動による損失を出す可能性が小さい
両建ての一番のメリットは価格変動による損失を出す可能性が小さいことです。
放置気味でも利益を狙える
2つ目のメリットは「放置」で毎日利益が狙えることでしょう。
毎日チャートを見る必要がないので、チャートとにらめっこをするのが苦手な方には向いてますな。
両建て手法「スワップアービトラージ」をやるデメリット
両建てのデメリットは、以下の通りです。
まとまった資金が必要
当たりませの事ですが、両建てをするので売買コストが2倍かかります。
加えて、両建て手法だからこそ大きな利益は見込めません。
1年間が資産を2倍になるなんてことはあり得ません。
両建て自体が認められていないケースがある
FX業者によっては両建てを許可していないケースがあります。
FX業者から警告を受けたにも関わらず無視をしていると、口座凍結などの処分を受けるために注意してください。
証拠金が不足しないように資金移動をする
スワップポイントは一定ではなく毎日変動します。
また、両方のFX業者のスワップ金利がマイナスになることもあります。
だからこそ、1日1回は金利のチェックをしましょう。
特に相場の急落時にロスカットになっては目も当てられません。
そうないよう、片方のFX業者に資金が偏らないように資金移動させることも大事です。
両建ては相関性がある通貨ペアを選択するので、相場変動の要因となるような要人の発表はチェックしておきましょうね。
FXの両建て手法「スワップアービトラージ」のまとめ
両建ては2つのFX業者を利用するので面倒に感じるかもしれません。
しかし、設定してしまえばあとは毎日調整行うだけで余裕で稼げます。
つまり事実上、チャートに張り付く必要がありません。
チャートを見る必要もありません。
FX自動売買同様にサラリーマンにもってこい稼ぎ方ですワ。