こんにちは。
土佐っちです。
相場は
「相場はゼロサムゲーム」であり
「弱肉強食の世界」だからそ
素人だろうと玄人だろうと関係なく
生きるか死ぬかの世界です。
にもかかわらずFX自動売買トレーダーに多いのが
心の奥底では「楽して稼ぎたい」という思惑を持っていること。
「自動売買だから楽ができる。」
「自分は何もしなくていい。」なんて考えは
致命的な勘違いです。
そこで本記事では「脱!!情報弱者」を目的に次の3点をお伝えします。
- FX自動売買トレーダーが知っておくべきな思考
- 「サルでも勝てる」底の低い謳い文句を信じない
- バックテストが重要ではない本当の理由
耳が痛い内容かも知れませんが大事なことですから
真剣に参りましょう。
目次
【重要】FX自動売買トレーダーが知っておくべき思考
まず、裁量トレードではなくFX自動売買トレードをやる理由を考えてみましょう。
まあ大抵はこんなところじゃないでしょうか。
- 「仕事があるからチャートに張り付く時間が無い」
- 「裁量トレードだと勝てない」
- 「自分は何もせずに楽をして稼ぎたい」
なんとも人間らしい体たらくな理由が並びますね。
気持ちはわからなくもないのですが、
ことFX自動売買トレードにおいてコレは危険です。
「収益=努力×リスク」
先に答えを言ってしまいますが、
これが勝ち続けるFX自動売買トレーダーの思考です。
金融を理解して、相場を理解して、トレードを理解して
はじめてFX自動売買ソフト(EA)を稼働させる。
つまり、裁量トレードで勝てるからこそ
FX自動売買ソフト(EA)に任せられるところは
FX自動売買ソフト(EA)に任せる。
これがあたりまえの思考じゃないでしょうかね。
「裁量トレードだと勝てないからFX自動売買トレードをやる」
コレは相当おかしな思考に感じます。
「収益=努力×リスク」です。
努力もせず、リスクも取らないのであれば
ゼロサムゲームの金融の世界で資金を溶かして退場するのがオチですナ。
【重要】「サルでも勝てる」底の低い謳い文句を信じない
FX自動売買ソフト(EA)の業界を見渡してみると
無料のものから有料のものまで星の数ほど存在します。
「最先端のAI搭載」なんて謳い文句の
なんとも凄いらしいFX自動売買ソフト(EA)も見かけますが
個人トレーダーにガチのAIが搭載されたFX自動売買ソフト(EA)が
届くことはまずありえません。
だって。
本当に良いものは世には出回らず親しい身内だけで稼働させます。
それが企業であればなおさらです。
それを知っていると「最先端のAI搭載」という言葉が
なんともアホっぽく感じます。
つまり。
市販されているFX自動売買ソフト(EA)は
所詮、市販レベルでしかないということを知っておくべきです。
その前提で、市販品で値段が高いからといって
優秀なFX自動売買ソフト(EA)というワケでもなく、
かといって無料でもそれなりに良いFX自動売買ソフト(EA)はあります。
大事なことは世に溢れている「サルでも勝てる」みたいな
底の低い販売ページの謳い文句を信じないということです。
バックテストが重要ではない本当の理由
FX自動売買ソフト(EA)を選ぶ際に最も気をつけるべきは
バックテストの結果やバックテストの期間ではありません。
2005年~2020年という15年間ものバックテストをしたところで
何の意味があるのでしょうか。
そもそも15年前といま現在の相場はまったくの別物です。
記憶に新しいコロナショックのドル円相場だけをみても
誰も想像できなかった動きをしています。
2005年にはなかった企業による
AI搭載のアルゴリズムトレードの参入をはじめ、
かつては起こり得なかった現象が起こるのが現在です。
にもかかわらず。
15年以上前のバックテスト結果を見て
一体どうしたいのか不思議です。
とはいっても。
FX自動売買ソフト(EA)を選ぶ際に
バックテストの結果しか頼れないのですから
バックテスト結果を見ることも選択肢の要素のひとつです。
大事なことはバックテストにより
過去15年間の最大ドローダウンがわっているからとて、
実際にフォワードで走らせてみれば
近い未来にその最大ドローダウンに遭遇する
と理解しておくことです。
だって。
今の時代は15年前とは全く違う相場なのですから。
バックテストの結果なんてその程度だと思っておくことです。
まとめ
本記事では次の3点をお伝えしました。
- FX自動売買トレーダーが知っておくべきな思考
- 「サルでも勝てる」底の低い謳い文句を信じない
- バックテストが重要ではない本当の理由
これを理解しているか否かで、あなたの情報リテラシーが変わります。
バックテストは、
複数のFX自動売買ソフト(EA)でポートフォリオを組む際に、
FX自動売買ソフト(EA)の特性を知る目的で実施し、
バックテストの期間はAI搭載のアルゴリズムトレードが本格化した
「ここ数年間」で十分です。