【暴露】デモとリアルの結果に違いが生まれる本当の理由。

こんにちは。
土佐っちです。

FX自動売買トレードにおいて
「デモ口座では良い結果が出たけど、
　リアル口座では結果がふるわない」
なんてことを仰るトレーダーがいますが、
そんなことはあたりまえです。

デモ口座では起こらない約定拒否やスリップページなど
リアル口座では日常的に起こるのですから。

そもそも。

デモ口座とリアル口座は違うもので
トレード結果に違いが生まれるのは当然
だと認識しておくことが大事です。

本記事では
・デモ口座とリアル口座でトレード結果に違い生まれる理由
・デモ口座は精神パフォーマンスが上がらないので意味がない
この2点を解説します。

FX自動売買トレーダーであれば必ず知っておくべき内容ですから
どうぞ最後までお読みになってください。

デモ口座とリアル口座でトレード結果に違いが生まれる理由

冒頭でもお伝えしたように
デモ口座とリアル口座でのトレード結果の違いは
スリッページや約定拒否ですが、
これが起きる要因に関わってくるのが「インターバンク」です。

FXの世界には次の3者が存在します。

• トレーダー
• FX業者
• インターバンク

注文は、トレーダー⇒FX業者⇒インターバンクと流れます。

しかし。

デモ口座の注文はインターバンクには流れずにFX業者内で完結するので、
買い注文でも売り注文でも注文値で100%約定します。

これがデモ口座とリアル口座でトレード結果に違いが生まれる理由です。

約定力についても同様です。

特にスキャルピングには約定力は重要ですが、
約定拒否が頻繁に起これば損失を出しやすくなります。

加えて。

配信されているレートやチャートの動きが
同じではないこともあります。

表示されているそれらが全く同じに見えても、
約定性能やスプレッドについて、
デモ口座の方が有利になっているのです。

だって。

リアル口座はFX業者の作為が介入するのですから。

デモ口座とリアル口座が違うのはあたりまえだと把握しておくべきです。

大事なことはデモ口座の結果とリアル口座の結果が全く同じでなくても、
それは異常ではないということを予め把握しておくこと。

もっと大事なのは
「デモ口座は仮想トレードで仮想マネー」
「リアル口座はリアルトレードで仮想マネー」
であると理解しておくこと。

つまり。

リアルマネーはFX業者から出金できて、銀行からも出金できて
はじめて「リアルマネー」になるのです。

そういう意味で
デモ口座だろうがリアル口座だろうがデモです。

デモ口座では精神パフォーマンスが上がらないので意味がない

フォワード実績に対して
「リアル口座なら信憑性が高まる」
なんてことを仰るトレーダーもいますが
論点が低レベルすぎて悲しいですね。

だって、FX自動売買トレードで利益を積み上げていくのに
最も大事なのは「精神パフォーマンス」です。

デモ口座で100万円負けても
デモ口座は仮想トレードでしかないので何の痛みも感じません。

損失がでようと恐怖がなく、
利益がでようと感情起伏もないのです。

つまり。

デモ口座では精神的な感情をコントロール力は身につきません。

精神管理のパフォーマンスをあげるために

いくらFX自動売買トレードとはいえこれじゃあ負組に一直線です。

FX自動売買ソフト（EA）そのものパフォーマンスばかりを追いかけて
デモ口座だのリアル口座だの低レベルなことに注力しても、
肝心の「精神管理のパフォーマンス」を上げないことには
いくらFX自動売買ソフト（EA）が優秀でも台無しです。

結局のところ。

精神管理のパフォーマンスをあげるには
リアル口座を使うこと以外ありません。

リアル口座で精神管理のパフォーマンスをあげて
ポートフォリオを組む管理のFX自動売買ソフト（EA）の管理ができなければ
FX自動売買トレードといえど利益を積み重ねることは難しいでしょうね。