こんにちは。
土佐っちです。
トレードの選択肢が広がるからこそとても便利なFX自動売買。
一方で、損失を被って相場から退場する典型的なパターンがあります。
本記事では、初心者がよくやる「5つ」の間違ったやり方をご紹介します。
「負けているトレーダーはどんなトレードをしているのか?」
あなたのトレードに置き換えてチェックなさってください。
負けているトレーダーを反面教師にして、勝ち続けるトレーダーになりたいのでしたら必見です。
それでは参りましょう!!
目次
FX自動売買の間違ったやり方1:トレンドを読めないまま取引する
FX自動売買は、次の5つさえ準備すれば誰でも簡単に始めることができます。
➊口座
➋資金
❸EA
❹MT4
❺パソコン(またはVPS)
しかし、相場環境によってはFX自動売買が不利になる場合があるのです。
そうです。
FX自動売買における最大の弱点こそ「イレギュラーな事態」です。
イレギュラーな事態とは、なにかしらの有事によって突発的な価格変動が起こって、それに太刀打ちできずにロスカットすることですワ。
よって、FX自動売買といえど、ある程度トレンドが読めるスキルが必要です。
FX自動売買の間違ったやり方2:稼働中に再起動する
FX自動売買は24時間稼働させてなんぼのソフトです。
万が一にも稼働途中でパソコンがシャットダウンや再起動がすると、ダイレクトに損益へ直結するので、ありとあらゆる弊害が生じます。
- ポジションの監視ロジックがリセットされてしまう
- 終了前に保有していたオープンポジションが放置されてしまう
- 絶好の利確タイミングを逃して、結果的にマイナスへ転じてしまう
パソコン再起動させることは、FX自動売買を安定稼働させることには大事なことですから必要な作業です。再起動のタイミングを大事にしましょうという話です。
FX自動売買経験者ほど身に染みていることですが、FX自動売買はわずか数秒で明暗が分かれてしまう世界です。
そうです。
たった1秒でもパソコンやMT4が閉じてしまう状態は許されません。
たった1秒でもネットワーク通信が遮断されてしまう状態も許されません。
MT4再起動は、自分自身の操作だけでなく以下のタイミングで行われることがあるので、注意しましょう。
・パラメータを変更して保存
・バージョンアップ時
・チャートの銘柄・期間足を変更する
・ログインアカウントの変更
・プロファイルの変更
また、OSのバージョンによっては自動的にアップデートが始まって、勝手にパソコンが再起動されてしまうケースもあります。
この電源と通信の2つを安定的に確保できるのが、月々数千円程度で利用できる「VPS」です。
なお、土佐っちの経験からいうと
「負けているトレーダーほど、環境に対する投資を惜しむ傾向にある」
と感じています。
いわゆる「安物買いの銭失い」というアレですワ。
一方で
「勝ち続けているトレーダーほど、相場に投資をする前に環境に投資をする」
ものです。
お金を生み出すものに対しては一切、お金を惜しまないというスタンス
トレードをやる前から勝負は始まっているのですから、この思考は非常に大事です。
少なからず、必要最低限の環境に対して「お金を惜しまない」「お金をケチらない」という感覚は、ト一トレーダーとして持っておきましょう。
FX自動売買の間違ったやり方3:あなたの願望でEAを選ぶ
FX自動売買のプログラムであるEAには、様々なストラテジーがあります。
定番から特殊なものまで、概ね以下の種類があります。
・ナンピン系
・スキャルピング系
・デイトレ系
・スイング系
・朝スキャルピング系
・仲値系
・グリッド系
・指標特化型EA
「短時間で利益を出したいのであればスキャルピング系のEA」
「長期的な目線でじっくりと稼ぎたいのであえばスイング系のEA」
このように、EAに求める性能は個人の好き好みの問題です。
とはいっても、そのEAが常に相場に最適で稼いでくれるとは限りません。
そうです。
大事なのは常に相場状況に最適なEAを稼働させることです。
あなたのEAに対する好き好みは大事ではないことを知っておきましょう。
FX自動売買の間違ったやり方4:いきなり大金を投じて運用する
バックテストを行えば、過去の相場におけるEAのパフォーマンスをすることができます。
しかし、大事なことは、今後の相場でも必ずしもバックテスト通りに利益をあげれないことを予めしっておかねければいけません。
つまり、ひとつのEAを使って大きな資金を運用するのはリスクが高すぎます。
ポートフォリオを組んで、ポートフォリオ全体でプラス推移していくことが正しいFX自動売買のやり方です。
FX自動売買の間違ったやり方5:通貨の特性を理解せず投資する
FX自動売買は「取引量の少ない」マイナーな通貨でトレードしません。
米ドルやポンド、円、ユーロなどの「取引量の多い通貨」でトレードをします。
なぜなら、ある程度値動きが見えやすいからです。
ただし、ポンドは他のメジャーな通貨と比較して値動きの大きな通貨となっています。
また、「有事の円買い」という格言があるとおり、円は有事が発生した際に買われることが多く円高になりがち。
以上のような特性が理解できていないと、思わぬ損害を得る可能性があるので注意してください。
まとめ:間違ったやり方を理解しよう
FX自動売買の間違ったやり方をしてしまうと確実に精神的な疲労が蓄積します。
そういった状況が長く続いた場合、人は通常、冷静な判断力を失います。
冷静さを失うと、論理的なトレードから感情的なトレードをしてしまうので、結果として思わぬ損害を被ります。
FX自動売買の間違ったやり方を理解して、正しいやり方でトレードをしましょう。