こんにちは。
土佐っちです。
「いまさら聞けない」ことでよくあるのが
「FXと外貨預金の違い」ですよね。
「FX」は外国の通貨を交換する取引の一種で
「外貨預金」は外国の通貨で貯金することで高金利を得ることなんですが、
同じ外国の通貨での取引といってもFXと外貨預金は全然違う取引です。
そこで本記事では
「FXと外貨預金の違いが知りたい」
「FXと外貨預金のメリット・デメリットを知りたい」
といった悩みを解決できる内容になっています。
違いは気になっていたけど勉強することを先伸ばししていたら
いまさら聞けないタイミングになってしまったというあなた。
ここらでふんどしをギュッと締め直しましょう。
それでは参ります。
目次
FXと外貨預金の共通点
まず最初に外貨の交換取引と視点ではFXと外貨預金は同じです。
アメリカドルを交換する場合を例に解説します。
アメリカドルに対して交換する日本円の価値が高い場合(円高)の時に、
アメリカドルに交換し、その後、
アメリカドルに対して交換する日本円の価値が低くなった場合(円安)の時に、
アメリカドルから日本円に交換すると、その差額が為替差益になります。
101,706-100,000=約1,706円の為替差益になります。
為替のレートの交換による為替差益、差損が発生する点は
FXと外貨預金も共通ですが取り扱っている企業が異なります。
- FX ⇒ 証券会社やFXの取引を専門に行っている業者
- 外貨預金 ⇒ 銀行
FXと外貨預金を一緒に始めようと思っても、
外貨預金は預金なので、銀行でないと手続きできません。
一方、FXは預金ではないため、
証券会社やFXの取引を専門に行っている業者でないと取引ができません。
FXと外貨預金の違い
続いてFXと外貨預金の違いにまりましょう。
FXと外貨預金は次の3つが異なります。
- 金利とスワップポイント
- レバレッジ取引
- 下落相場でも利益を狙える
金利とスワップポイント
外貨預金の場合、資金を預ける先は銀行ですから金利がつきますが、
為替レートによっては、為替差益や差損が発生します。
FXの場合は、預金ではないため金利はつきませんが、
スワップポイントがつきます。
ここでスワップポイントについて深堀します。
FXを通じて通貨の交換を行うにあたり、
金利低い国の通貨を売って、金利の高い国の通貨を買った場合には、
その差額分の金利を「毎日」受け取ることができます。
これがスワップポイントです。
「金利とスワップポイント」について纏めます。
外貨預金の場合、通貨レートの交換による為替差益、差損に加えて金利が受け取れます。
FXの場合、通貨レートの交換による為替差益、差損に加えて、
ポジションを保有することよるスワップポイントを受け取れます。
レバレッジ取引
続いて「レバレッジ取引」について解説します。
FXは自分の資金を元手にして
その何倍もの取引を行うレバレッジ取引ができます。
下落相場でも利益を狙えるか
FXは買うだけでなく、売ることから取引を始めることもできます。
つまり、外貨預金と違って、相場の下落局面でも利益が狙えワケです。
FXと外貨預金のメリット・デメリット
FXと外貨預金のメリット
FXと外貨預金は為替変動と金利による利益が狙えます。
為替差益が起こるのですから、為替差損も起こりえますが、
日本円以外の通貨を取引対象とするだけで稼ぎのチャンスが生まれる
ことが自体が最大のメリットです。
FXと外貨預金のデメリット
どちらも元本割れする可能性があることは言うまでもありませんから
それ以外のデメリットを解説します。
外貨預金は「ペイオフ」の対象外になっているので、
預金残高が1,000万円未満であっても、
預金先の銀行が倒産したからとて返還されません。
かたやFXは預け先の企業が「信託保全」をしていれば、
企業が倒産しても資産は全額返還されます。
アメリカドル=947.867(約947.87ドル)
↓
アメリカドル:約947.87ドル=107円30銭のレートで日本円に戻したら
日本円=約101,706円